相場哲学

相場を確率で考える。

ナシ-ム・ニコラス・タレブの著書「まぐれ」にこんな逸話が披露されています。

偶然について、思いがけず深く理解している人がトレ-ダ-にはときどきいる。ついこの間、ロ-レンロ-ズと晩ごはんを食べた。コイントスをして負けた方が勘定を持とうということになった。私が負けて、支払いをすませた。彼は私にありがとうと言いかけて突然やめ、こう言った。「僕は確率論的に半分払ったぞ」

相場の値動きは非常に複雑です。次のトレ-ドで勝つのか負けるのか、どれくらい儲かりどれくらい損するのか、仕掛ける前にはっきりしたことは誰にもわからないはすです。

しかし、何十回と同じ局面で同じように仕掛け、同じように手仕舞いした時に出る結果は推測することができます。(このあたりの詳細はまた別の記事で書きたいと思います。)

例えば20回やって20万損することが推測できるトレ-ドの場合、今回のトレ-ドでたまたま10万利益が出たとしても、相場の確率的には1万損したと考えることができます。

逆の場合も同じです。20回やって20万の利益がでることが推測できるトレ-ドの場合、たとえ負けトレ-ドで損失が出たとしても、トレ-ドをするたびに1万儲けたと考えることができるのです。

しかし、僕らの脳はそこまで合理的な考え方はできないようです。僕らの脳は、損失回避的で勝つことに異常にこだわります。(野球やサッカ-で得失点差より勝ち数が重視されるように)

もし、相場で勝ちたいなら、それはとても簡単なことです。こどもでも勝つことはできます。

しかし、相場で勝ち続けて生き残りたいなら、相場を確率的に考えて実践していかなければなりません。それは本能に抗うことですので苦痛を伴いますが、その先にしか僕らが望んでいるものはないのだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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