相場哲学

相場で勝とうとするな

ジェシ-リバモアの自伝的小説「欲望と幻想の市場」(ひどい邦題!)に、相場で儲けて高いコ-トを買おうとするトレ-ダー達のエピソ-ドが出てきます。

あるトレ-ダ-が、「コ-トが欲しくてたまらない」という理由でトレ-ドして、損する羽目になり、その後も相場で儲けてコ-トを買おうとするトレ-ダ-達が損をします。

このままではまずいと、(相場で儲けて買うべきだと批判されながらも)リバモアがコ-トを買いに行くというエピソ-ドです。

その後、リバモア自身も相場で儲けて借金にかたをつけようとして、破産しました。

僕は最初このエピソ-ドから何も学ばずに、ただ、波瀾万丈のリバモアの人生の一つのエピソ-ドとして流していました。

しかし、僕自身が負け続けて資金のすべてを失った後にようやく、リバモアのメッセ-ジが理解できました。

それは、

「相場に期待や願いを押し付けるな!」

です。

僕の場合、トレ-ドで負けた後はその日のうちに取り返そうしていました。チャンスを待つことができず、相場の流れやル-ルを無視して仕掛けていました。

 

80円負けたら建て玉を倍にして40円を取りにいくといった感じです。

その時の心理はこんな感じでした。

40円ならすぐにとれる。

ストップを置く必要もない。

さっき逆に仕掛けていれば簡単に80円とれたのだ。40円なら勝率は高い。

今日これで損失を取り戻したら、明日からはきちんとル-ル守って取引しよう。

一時的でいいから僕に有利な方に動いてくれ。相場の神様お願いします。

 

そして、耐えられないほど損失が膨らんだところで損切して、資金を失ってきました。(不思議というかあるあるというか、たいていの場合、損切した途端に相場が反転しました。)

 

リバモアのメッセ-ジをつきつめれば、「相場で勝とうとするな」ということだと解釈しています。

相場で勝とうとするのではなく、相場の状況を判断して、相場の流れに乗る。

判断を誤ったなら間違いを認めて損切する。そして相場の次の流れに乗る。

大波に乗るためには、流れが変わるポイントまで、建て玉を維持する。

大波にさらわれても、全てを失わないような仕組みを確立しておく。

 

これだけのことを学ぶのに、恐ろしいほどの資金を時間を費やしてしまいました。

相場の授業料は本当に高い!それでもトレ-ドは本当に楽しいです。

 

僕の経験が皆様のトレ-ドの役に立てたらうれしいです。
1回ずつポチットしていただけるとブログ更新の励みになります。よろしくお願いします

にほんブログ村 先物取引ブログ 日経225ミニ先物へ
にほんブログ村


人気ブログランキング